あの名作『ハムスターの研究レポート』の著者に直撃インタビュー
とても気持ちよさそうです(笑)。
――ハムスターと暮らしていて、一番記憶に残るエピソードは何ですか?
ハムスターと初めて会った日のことです。小学3年生だったある日、学校から帰ると、2匹の大きなハムスターがいました。当時はハムスターという動物があまり知られておらず、私も初めて見ました。2匹とも丸まって寝ていましたので、何の動物かもわからないし、ペットを飼うという話も全く聞かされていなかったので、ただただ驚いていました。その夜、父が友人から譲り受けていたことがわかりました。
父の友人の息子さんが、ハムスターをいじめていたので、父がかわいそうに思って引き取ってきたそうです。その時に、タダで貰うことはせず、物々交換をしてきたそうで…。
当時の私の唯一の宝物であった子供用の籐の椅子が無くなっていました。父は籐の椅子とハムスターを交換してきたのです。
私は宝物を失いましたが、結果的に、もっと大きな、かけがえのない宝物を手に入れることが出来ましたので、あとで父に感謝しましたっけ…。
――ハムスターがされて喜ぶことは何ですか?逆に嫌がることは?
おいしい食べ物をもらうこと/私からのチュー。
――ハムスターにされたこれまでで最高峰のイタズラは何ですか?
たいしたイタズラはないのですが、コードをかじるのが好きなので、テレビのコードを根元からかじり切り、テレビが一週間見られなくなったことがあります。