くらし情報『SEMICON Japan 2014 - 優れた企業は女性や障がい者などを率先して活用している』

2014年12月8日 11:04

SEMICON Japan 2014 - 優れた企業は女性や障がい者などを率先して活用している

の開発に挑んでいる。その一環として、米国のカーネギーメロン大学と共同で、人間の表情を認識する技術の開発に取り組んでおり、講演ではその一端を披露した。カメラ付きメガネを装着した浅川氏が会議室に着席し、相対して着席した参加者の顔面をカメラで撮影して表情を認識するというデモである。

また日本の社会が急速に高齢化していることから、高齢者のスキルを活かすことでダイバーシティを実現する「シニア・クラウド(高齢者クラウド)」という仕組みを東京大学と共同で研究している。高齢者個々人の異なるスキルをクラウドを通じてまとめることで仮想的に強力なワーカーを創造し、現場の要請に応えることが狙いだ。

○「前例のない世界」を生きるための知恵

最後に登壇した土井美和子氏は、大学の工学系修士課程を修了後に東芝に入社し、定年まで東芝の研究開発職をつとめた。東芝が初めて採用した女性の修士卒であり、入社以降の土井氏は「東芝で初めて」が繰り返されるキャリアを歩んできた。講演タイトルは「キャリア構築を阻む3つの障害(バリヤー)を破る」である。


土井氏は講演タイトルにもある「3つのバリヤー」を、(1)前例がない(という障壁)

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