くらし情報『CES 2015 - NVIDIA「Tegra X1」の正体、規格外の高性能は次世代運転支援への布石』

2015年1月7日 13:28

CES 2015 - NVIDIA「Tegra X1」の正体、規格外の高性能は次世代運転支援への布石

このデモは、実際の駐車場で無人運転の試験車両を走らせるのではなく、5基のGeForce GTX 980を搭載したシステムでリアリスティックな仮想空間を構築し、その中で自動駐車のシミュレーションを行なえるようにすることで、自動運転のアルゴリズムやソフトウェアなどを開発できるようにするというもの。これにより、自動車メーカーは、自動運転システムのハードウェア開発と並行して、ソフトウェアの開発をスタートさせることができるだけでなく、Tegra X1がサポートするディープ・ラーニングを活用して、独自のアルゴリズム開発を進めることにも役立つとアピールする。ファン氏は、その成果の一つとして、2011年から協業をスタートさせた独Audi社の事例を紹介。Audi社で、自動運転車両の開発などを指揮するリッキー・フディ上級副社長(Executive Vice President of Electronics Development)は、NVIDIAのSoCを利用した自動運転テスト車両で、最高時速240km/hでのサーキット走行を実現したり、CES開幕にあわせてシリコンバレーからラスベガスへの長距離無人ドライブテストを行なったりと、自動運転がそう遠くない未来に実現すると宣言。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.