2015年1月8日 10:00
個人のアイデアを電子工作で商品へ、ルネサスとアレックスが共同で支援
総計で15点の試作品が披露され、その中から3点が優秀作品に選出された。
評価方式は5項目の5段階評価である。5項目とは、発表内容(わかりやすさ、納得感)、新規性(新しいか、見たことがないか)、アイディア性(面白さ、斬新さ)、実用性(使えそうか)、欲しい度(買ってみたいか、買ってあげたいか)、である。これらの各項目に対し、5:とてもいい、4:いいかも、3:まあまあ、2:いまいち、1:ざんねん、の5段階で評価した。
○懐中電灯がメッセンジャーに変わる
コンテストの結果、第3位に選ばれたのは「電池アダプタ型メッセンジャーの製品化」というタイトルの作品である。作品は、市販の乾電池と同じ形状をしている。4個くらいの乾電池を使うLED懐中電灯の乾電池を1個外し、作品の電池アダプタと交換する。すると、LED懐中電灯が点滅してモールス信号そのほかのメッセージを外部に伝えることができるようになる。
○ペンライトでイベントやカラオケなどを盛り上げる
第2位に選ばれたのは、「きらきライト」というタイトルの作品である。開発者はコンセプトを「近未来型ハイテクペンライト」と表現している。LEDを並べた発光部と持ち手で構成されたペンライトで、音声を光に変換する機能、赤外線通信機能を備える。