志尊淳「声にコンプレックスを感じていた」 喉のポリープに苦労も切除せず克服へ
という心強いお言葉をいただいたので、僕自身がイアンとして演じていきました。
●失敗による成長を実感「失敗した分だけ強くなれる」
――兄バーリー役の城田さんとは同じ事務所で、公私ともにとても仲が良いそうですが、今回アフレコをするにあたり、何か相談をされたりしましたか?
僕たちは、普段から会いすぎてるくらい会っている、本当の兄弟みたいな関係ですが、今回の仕事についての相談は全くしていないです。僕からすれば、優くんは事務所の10年先輩ですが、敬語も一切使わないし、むしろ敬語で話すと「淳ちゃん、気持ち悪いよ」と言われるくらいの仲です。でも、それぞれ身内に厳しいところがあるし、役へのアプローチの仕方は違うと思うんです。仕事の関係を“なあなあ”にしたくないので、役についての話はしていません。
――親しい関係性だからこそ、仕事については、お互いにプロ意識を持つ、ということですね。
そこは、共通認識として持っていたくて。お互い、最初に映画を観た時に泣いたという話はしました。
また、アフレコは僕が最初に収録して、後日優くんが収録日に僕の声を初めて聞いた時「淳ちゃんのイアン、すごく良かった」とLINEをくれましたが、それ以外は一切話してないです。