稲垣吾郎主演『No.9-不滅の旋律-』、ベートーヴェン生誕250周年に再々演決定
その先には、再びの「夢」に手が届く日も来るはずです。さらなる未来へと続くこの上演を、多くの方に見届けていただきたいと思います
■白井晃
この歓喜のドラマは、生きることへの讃歌です。苦しみの中からひと掴みの喜びを見出す物語です。
今、演劇は大変厳しい状況に直面しています。再再演の機会に恵まれ、11月にはベートーヴェンの活動拠点だったウィーンでの公演が決まっていました。日本で生まれたベートーヴェンの物語を本場で披露することを楽しみにしてきましたが、残念ながらこのチャンスは未来に持ち越されることになりました。
私たちの心は、今、見えない恐怖の前に萎縮してしまっています。しかし、本来、私たちの営みは、生きる意味を見出し、それぞれの喜びを得るためにあるはずです。
ですから、私たちは立ち停まることなく前に向けて進む道を選びました。
この公演を実現することで皆さんと、この物語を共有するという喜びを、改めて分かち合いたいと思っています。
(C)岩田えり
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