くらし情報『大量採用による不和で1,000万円の赤字…危機を乗り越えたIT企業が作った、新たな文化とは?』

2015年1月22日 08:00

大量採用による不和で1,000万円の赤字…危機を乗り越えたIT企業が作った、新たな文化とは?

1年程度の育休・産休を取る人もいて、それも男性のほうがしっかり休んでいますね。そのせいか、昨年は結婚した人が3人、子どもが生まれた人が5人いました」

○新人が10億円の商談に

選び抜かれた人材は、現場でどのように成長していくのだろうか。

工藤さん「営業スキルやエンジニアのテクニックなどは、各部署で丁寧に指導します。やる気のある新人ばかりなので、1年目から大活躍する社員もいますよ。例えば入社1年目にして、ある分野についてトップクラスの実力をつけたルーキーがいて、この2月からベトナム人スタッフに技術指導をするために、海外赴任することになっています」

――指導するうえでのコツは

工藤さん「出し惜しみしないことですね。僕自身もそうですが、『学んだことはすべて下の人に教える』ということを徹底しています。それから、現場を経験させること。以前、新卒で入社した人を10億円の商談に同行したことがあります。
だいぶビビってましたが(笑)、ミーティングでどんな話をするかなど、事前に一緒に詰めたりもしたので、いい経験になったと思います。その社員は入社1年目で数億円の商談を決めて、今は海外拠点の責任者として活躍していますよ」

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