くらし情報『『正しい太鼓のもち方』で、コミュニケーションの技術を学ぶ』

2015年1月23日 08:00

『正しい太鼓のもち方』で、コミュニケーションの技術を学ぶ

この項目は、上司との関係を前向きに捉える上で、きっと役に立つはずだ。

○コミュニケーションの参考書として

本書を読んでいると、本書で扱われている内容があてはまるのは実は会社だけではないということに気づく。困った上司への対処法はそのまま困った友人や親戚への対処法としても使えるし、本書で紹介される社交辞令をプライベートに応用して使うことも可能だろう。そういう意味では、本書はコミュニケーション全般についての参考書としても機能しそうだ。

もちろん、純粋に楽しみのために読むのもいいだろう。各項目はそんなに長くないので気軽に読めるし、イラストがポップで面白いのでパラパラと眺めているだけでも楽しめる。会社の人間関係に疲れた時に、息抜きとして読んでみるのもいいかもしれない。ぜひ、本書の自分なりの活用方法を見出していただきたい。


日野瑛太郎
ブロガー、ソフトウェアエンジニア。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」を開設。現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』(東洋経済新報社)がある。

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