2015年1月27日 14:25
サーキュレーターで暖房効果をアップ! ベストな置き場所は意外なあそこ!?
ずばり、「エアコンとサーキュレーターの位置関係で、風の流れと室温の上がり方がどう変わるのか」です!
検討するモデルとしては、一般的なマンションのリビングダイニング(LDK)を想定。季節は冬で、屋外の温度は0℃とします。住戸内に発熱するものはなく、隣室や上下階には熱が逃げません。ごく一般的な部屋の条件ですね。
エアコンの暖房能力は2.8kWの普通の家庭用。吹出しの最高温度は35℃。サーキュレーターも、一般的なものを想定して計算していただきました。なお、エアコンの風は下へ向かって吹くものとします。
シミュレーションしたのは次の4パターン。
Case1.サーキュレーターを置かない場合
Case2.エアコンからもっとも離れた壁際に置いて、真上に向かって風を送る場合
Case3.エアコンの真下に置いて、真上に向かって風を送る場合
Case4.エアコンの真下に置いて、壁に向かって風を送る場合
さて、結果はどうなったのか。
結論からいうと、もっとも室温が上がったのは、"サーキュレーターをエアコンの真下に置いて、壁に向かって風を送った場合"でした。サーキュレーターを置かない場合と比較して、平均室温は3.5℃も上がっており、背の高さくらいまでの居住域の室温もやはり3.7℃上昇しています。