2015年1月27日 14:25
サーキュレーターで暖房効果をアップ! ベストな置き場所は意外なあそこ!?
サーキュレーターを使わないパターンの温度分布図を見るとわかりますが、暖かい空気は高いところに滞留するという特性があり、何もしないと天井付近をぐるぐるしているだけ。これに風を当てて撹拌してやることで、部屋の下の方(居住域)も暖かくなるわけですが、壁に風を当てるのがもっとも効果的というのはちょっと意外でした。
エアコンのそばに置けばいいのなら、真上に向かって吹かせるのでも良さそうですが、こちらはほぼ同等ながらも、平均室温がわずかにダウン。風の動き方を見ると、サーキュレーターから遠い箇所での風の動きが鈍っているようです。
やはり、壁に向けて吹かせるというのがポイントでしょうか。
ちなみに、エアコンからもっとも遠い部屋の隅に設置した場合は、サーキュレーターの上の冷たい空気を動かすだけで、エアコンの温風までは届かず、効果が薄いようです。サーキュレーターなしと変わらないという残念な結果になってしまいました。
シミュレーションとしてははっきり結論が出たわけですが、果たしてこれは本当なのでしょうか? 僕は疑り深いので、実際に自分の体で経験しないと信じられません。
ということで、シミュレーション結果をもとに、実際に実験してみることにしました!
今回は担当編集者の自宅を借りて、シミュレーションのパターン通りにサーキュレーターを設置、室温の上がり方がどう違ってくるのかを体験します。