ですが、それは記念日というよりイベントですよね。それに対して、初めて出会った日、付き合いだした日などは自分と恋人だけにとっての大切で意味がある日です。そんな日をちゃんと覚えていてくれて、祝ってくれる誰かがいるということは、大事にされている、愛されていると実感することにつながります。逆にいえば、記念日を多く設定し、祝ってほしいと願っている女性というのは愛されている、大事にされているという実感がないのかもしれません。
ところで、あなたは会社の同僚や学校に友達など、誕生日を覚えていますか。ほとんどの人が、数人は覚えているけど、全員は無理と答えるのではないでしょうか。そして、その数人とは仲の良い仲間だと思います。つまり、自分が興味や関心を持っている相手の記念日は覚えていますが、嫌いな人や興味のない人の記念日に関心を示すことはあり得ません。
記念日を覚えているということは、相手が自分や自分との関係に関心を持っているということのあらわれでもあるのです。
男性よりも女性のほうが記念日を大切にしているという背景には、守られたい、愛されたい、大事にされたいという欲求が男性よりも女性のほうが高い、ということがあるのかもしれません。