2015年2月3日 15:59
短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第15回) - 新HTMLレンダリングエンジンとデスクトップアクセサリ機能
と「Use full stacking context for fixed position elements」に関しては具体的な動作を確認できなかった。主にHTML5の仕様に即した設定と思われるが、曖昧なことは述べられないため、機能を把握した時点で改めてご報告する。なお、前者の既定値は<Off>、後者の既定値は<On>だった。
○Windows 10はMKV/FLAC形式をサポートしたが……
Windows 10のリーク版で話題になっていたMKVおよびFLACへの対応だが、オープンソースへのコミットを表明しているMicrosoftらしく、いずれの形式も再生できることを確認した。そもそもMKVとは、オープンソースのメディアコンテナ形式「Matroska Video」の略称。例えば動画コーデックはVFW(Video for Windows)やQuickTime、MPEG1/2/4などをサポートしている。後者もオープンソースの音楽形式ファイル。圧縮しても音質劣化が発生しない可逆圧縮形式として、愛用している方も少なくないだろう。
Windows 8.1以前のWindows Media Playerも、コンテナを認識するコーデックやツールをインストールすることで対応可能だったが、Windows 10テクニカルプレビュー ビルド9926はユーザーカスタマイズを必要とせず、両形式に対応。