くらし情報『東京都・六本木で文化庁メディア芸術祭受賞作品展 - Ingress史上初の展示型イベント、巨大な"うねる三脚"も』

2015年2月4日 15:30

東京都・六本木で文化庁メディア芸術祭受賞作品展 - Ingress史上初の展示型イベント、巨大な"うねる三脚"も

入り口から入ってすぐのところに、優秀賞のメディアインスタレーション「センシング・ストリームズ-不可視、不可聴」(坂本龍一/真鍋大度)を展示。携帯電話やラジオなどから発せられる電磁波を音と映像で表現したもので、札幌国際芸術祭2014で展示されたものをそのまま東京へと移設した。六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、青山公園、東京タワーから取得したレコーディングデータを元にしており、来場者が周波数を自由に変更し、東京を飛び交う電磁波を「可視・可聴」にした映像を見ることができる。

また、同じく優秀賞の「Nyloid」は、兄弟で結成したアートユニット「Cod.Act」による作品。6メートルもの巨大な構造物が目を惹きつけるが、これは単なるオブジェではなく「音響彫刻」。会期中複数回設けられているパフォーマンスタイムには、巨大なトライポッド(三脚)がエンジンの回転によりのたうちまわり、肉声を分解した音源が動きに合わせて発せられるさまは圧巻だ。公式サイトにタイムスケジュールが掲載されているため、合わせて来場することをお勧めしたい。

○エンターテインメント部門

大賞「Ingress」の特設展示のほかにも、意欲的な作品が多く展示されていたエンターテインメント部門。

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