2015年2月5日 07:30
スマホゲームを自社開発へ - ヤフー、2014年第3四半期決算は堅調な推移
などが特に好調だったという。また、2Qでも公表していたスマートフォン向けトップページやアプリのタイムライン表示導入を改めて説明。宮坂氏によると「継続的にタイムライン表示のテストを行っており、チューニングを進めて春にはリリースしたい」と、その見通しを語った。
ほかにも、2014年10月に完全子会社化を果たしたカービューのヤフオク連携や、Yahoo!プレミアムの会員数1000万人突破などもトピックスとして挙がっていた。
○ゲーム制作子会社を設立
こうした中で、関心を集めた発表が「ゲームパブリッシング事業」の開始だ。
1月16日にゲーム制作子会社「GameBank」を設立し、来期に向けて複数の"コアなゲーム"をリリースするという。
立ち上げには、ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンドが参画しており、代表取締役にはヤフーで新規事業開発などを手がけている津幡 靖久氏が就任。取締役にもヤフー 川邊 健太郎氏やインキュベイトファンドメンバーが並ぶ。
ただ、ゲーム制作の"キモ"はゲームに精通する開発者だろう。そこでヤフーから、執行役 COOとして椎野 真光氏が就任。椎野氏はセガ出身の"ゲームのプロフェッショナル"とのことで、2014年に同社へ入社している。