2015年2月9日 09:30
統合仮想インフラの課題を解決する、富士通の「Cloud Ready Blocks」 - NetApp Innovation 2015
と「ストレージアセスメントサービス」を提供している。前者は顧客の稼働情報を調査して状況を把握し、情報を分析したうえで、効率的な仮想化統合に向けたプランの作成を支援するものだ。報告書では、調査、分析結果に加え、仮想化統合モデルや具体的な機器構成例や、費用も含む統合効果なども提示される。後者は、顧客のインフラ環境の構成情報と性能情報を、「問診表」や「専用ツール」で収集し、診断/分析するサービスである。
葛西氏は、「システムが複雑化すると、ストレージに起因する問題の把握は困難になります。ストレージアセスメントサービスは、ストレージに関する課題を可視化して棚卸しし、改善策を提案するものです。実際、お客様が気づかないところで、管理ミドルウェア用のディスクで負荷が集中し、パフォーマンスが低下していた例もありました。そうした際には、余裕のあるリソースを活用し、管理ミドルウェア用のディスクの負荷分散を提案しています」と説明する。
最後に葛西氏は、「富士通はクラウドの効果を最大化するため、システム構築からアセスメントまで、多角的に支援しています。これからクラウド環境への移行を考えている企業はもちろん、現在のクラウド運用に課題を抱えている企業も、ぜひお問い合わせいただきたい」と語り、セッションを締めくくった。
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