水川あさみ、草なぎ剛との再共演で感じた“縁”「不思議だなと思います」
●草なぎの演技を絶賛「素晴らしい母性とオーラを放っていた」
俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)で、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親を演じた女優の水川あさみ。フジテレビ系ドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(2012)以来、芝居では2回目となった草なぎとの共演について話を聞いた。また、本作が女優デビューとなる娘役・服部樹咲との共演の感想を尋ねると、未経験だからこそできる演技に「役者として目指す理想形」を感じたと明かした。
『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。若くして一果を産み、水商売で生計を立てながらも日々酒に飲まれ、育児放棄とネグレクトに走ってしまった母親・早織を水川が演じた。
水川はまず、出演を決めた理由を「内田監督のオリジナル脚本で、監督自身が撮られるということ。そして、草なぎさんが凪沙を演じるということで、出演を決めました。