2015年2月18日 10:46
イラン、3年ぶりの人工衛星打ち上げ成功 - 謎多き宇宙開発と、その将来 (1) 国産衛星ファジルと、スカッド・ミサイルから生まれたサフィール・ロケット
このエンジンはおそらくノドンやサフィールで使われているのと同じもの思われ、こうして既存のエンジンを4基を束ねることで大きな推力を得る構成は、北朝鮮の銀河2号でも見られる。
打ち上げ能力などの性能は不明だが、地球低軌道に100から150kgほどの衛星を打ち上げられるものと思われる。100kg級の衛星であれば、地球観測や通信を行うのに、ほぼ十分な性能をもたせることが可能となる。
現時点で、シームルグの開発がどの程度まで進んでいるのかは不明だが、2015年3月から2016年3月(これはイラン暦でその年の年始から年末にあたる)までの間に初打ち上げが実施されると報じられている。(次回は2月19日に掲載予定です)
参考
・http://president.ir/en/84288
・http://spaceflightnow.com/2015/02/02/iranian-satellite-successfully-placed-in-orbit/
・http://planet4589.org/space/jsr/back/news.708
・http://space.skyrocket.de/doc_sdat/fajr.htm
・http://www.b14643.de/Spacerockets_1/Rest_World/Simorgh-IRILV/Description/Frame.htm
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