くらし情報『民間月面探査チーム「ハクト」が計画を発表 - 2016年後半にFalcon 9で打ち上げへ』

民間月面探査チーム「ハクト」が計画を発表 - 2016年後半にFalcon 9で打ち上げへ

行き先はLacus Mortis(死の湖)。ハクトはGLXPには無いオリジナルミッションとして、月の縦孔探査を計画しているが、ここにはNASAの探査機「LRO」の観測により、縦孔があることがすでに分かっている。

Griffinが目指すのは、この縦孔だ。ハクトはまず、GLXPのミッションとして500m以上を走行してから、延長ミッションとして縦孔探査を実施する計画。そのためには、縦孔の近くにうまく着陸してもらう必要があるが、Griffinは画像認識によるナビゲーションにより、100mの精度で任意の地点に降下することが可能だという。

ハクトのローバーは直接地球とは通信できず、Griffinに中継してもらう必要があるので、行動できるのはせいぜい数km。Griffinから電波が届く範囲だ。縦孔から数10kmも離れたら探査は不可能になるが、100m程度の誤差であれば、まったく問題ないと言えるだろう。
○Astroboticを選んだ理由

チームリーダーの袴田武史氏(ispace代表取締役)は、「我々はローバーの技術ではトップにいると自認している。今回、打ち上げ計画を発表することで、資金調達を進めて着実に実行していきたい」

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