民間月面探査チーム「ハクト」が計画を発表 - 2016年後半にFalcon 9で打ち上げへ
一見、これは逆風に思えるが、開発責任者の吉田和哉氏(ispace CTO)は反対に「世界中を見渡して、一番実現可能性が高いチームと組めるようになった」ことをメリットとして挙げる。
この「勝てる相手と組む」という戦略で見た場合、「Astroboticはベストな相手」(同)だった。GLXPでどのチームが優勝するかということは、独自に着陸船を開発している米Moon Expressなど、他チームの打ち上げ日程にも左右されるものの、ハクトはAstroboticに賭けたわけだ。あとは優秀なローバーを開発し、旗が振られるのを待つばかりだ。