くらし情報『サンディスクのラッセル・ルーベン氏に聞く、車載用フラッシュストレージへの意気込み』

2015年2月27日 10:00

サンディスクのラッセル・ルーベン氏に聞く、車載用フラッシュストレージへの意気込み

となる。いずれも一次サプライヤーを通じて自動車メーカー各社にすでに供給されており、現在は実際に製品に組み込むための評価テストが行われている最中だという。

○コネクテッドカー市場をフラッシュメモリ技術で支えるサンディスク

──フラッシュメモリのパイオニアとして市場を牽引してきたサンディスク

まずはサンディスクについてお話します。ご存じのとおり弊社はNANDフラッシュメモリを専門としている会社です。8,700人以上の社員が世界中で働いておりまして、25年以上にわたってNANDフラッシュメモリ市場をリードしています。

数多くのデジタルカメラやモバイル機器用のフラッシュメモリ、PC用のSSDなどを生産していますので、リテール製品が主力と思われるかもしれません。しかし弊社の売り上げでいうとリテール品は33%でして、残りの67%はビジネス向けに出荷されているOEM製品が占めています。今回発表した車載向けSDカードと車載向けiNANDのNANDフラッシュメモリの製造は四日市の工場で行っておりまして、アセンブリ工程をサンディスクの上海工場で行っております。
──車載用フラッシュメモリに求められる高い信頼性とは

調査会社のガートナーでは、2020年には世界中で走行する自動車のうち、およそ20%がなんらかの通信接続を利用することになると予想しています。

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