くらし情報『アトラシアンCo-CEOとRuby開発者まつもと氏が見るソフトウェアの今後』

2015年3月3日 07:30

アトラシアンCo-CEOとRuby開発者まつもと氏が見るソフトウェアの今後

これはいいマーケティングにもなっています。

まつもと氏:アトラシアンの製品はどんな言語を使って開発されているのですか?

Farquhar氏:ほとんどはJavaで書かれていて、一部はScalaも使っています。ただ、今ではコンテナがあるので、ほかにもRuby、Node.js、Clojureなど、言語に縛られることなく何でも使えますね。

まつもと氏:今後のソフトウェアの世界をどう見ていますか?

Farquhar氏:コンテナが重要だと思っています。コンテナさえあれば、プログラミング言語やデータベース、実際にデプロイする環境などはあまり関係なくなります。そのため、数多くのサービスをより簡単に開発できるようになるのです。5~7年後の間には、私たちの出荷する製品はすべてコンテナ化されているでしょう。

まつもと氏:コンテナといえば、Rubyには「Bundler」というライブラリ管理ツールがあり、これがソフトウェアベースのコンテナのような役目を果たします。
Rubyのインタプリタやライブラリなど、すべてBundlerに入れておくと、バージョンの違いで動かなくなるといったことがなくなるのです。

Farquhar氏:エンドユーザー側における今後のソフトウェアの使い方としては、アトラシアンのお客様事例をお話ししたいと思います。

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