これまでにない技術の"使い方"が新たなイノベーションを生む - クリエイターの祭典「eAT KANAZAWA 2015」(1)
として表現したインスタレーション作品「CONNECTING LIFELINES」は、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで5部門同時受賞するなど、数多くの国際広告賞で高い評価を獲得した。
その後、菅野氏はインターナビの「dots」プロジェクト、アイルトン・セナの鈴鹿サーキット当時世界最速ラップをエンジン音と光で再現した「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」、「東京オリンピック招致プレゼンテーション」でフェンシングの太田雄貴選手が使用した次世代の実況中継システムの映像、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2013」にゲスト招待されたPerfumeのライブパフォーマンスのプロジェクションマッピングなど、話題のプロジェクトを手がけている。
「かつて、広告の世界では『Art & Copy』というふたつの単語がメソッドとして用いられてきました。しかし、今必要なのは『Art, Copy & Code』なのです」と菅野氏は語る。これからのクリエイティブではコード、すなわちデータをプログラミング言語を用いてストーリーを描き、ビジュアル表現するスキルこそが必須となる。