広告制作からSNS利用まで、仕事で写真を"正しく"使うための著作権セミナー - ゲッティ
●写真にまつわる"ふたつの権利"とは?
ゲッティ イメージズは2月19日、写真に関わる権利や入手方法などをレクチャーする「写真素材のイロハ、教えます! 写真を活用した制作に関する著作権セミナー」を、東京都・原宿の同社内プレゼンテーションルームにおいて開催した。ここでは、その模様をレポートする。
業務的なWeb制作はもとより、個人ブログやSNS等においても、Webページに掲載した画像がもとでトラブルに発展することがある。インターネット上から「拾った画像」を使用するのはもってのほかだが、「フリー素材」をうたっている画像まとめサイト中にも、出所のはっきりしない画像が含まれているケースがあるので注意が必要だ。
このセミナーでは、ゲッティ イメージズ ビジネスプロモーション部 アカウントエグゼクティブ・今井愛爾氏が講師を務め、写真やイラストなどの素材を用いてマーケティングや営業、広告活動を行っている参加者が集い、写真に関わる権利や入手方法ごとのメリット/リスク、ライセンスなどを学んだ。
○写真には"ふたつの権利"が存在
セミナーの最初のテーマは「写真に関わる権利」について。主にふたつの大きな権利が存在し、ひとつめはその写真を撮影した「カメラマンの権利」