温泉マニア御用達! 濁りに濁った温泉成分大量のひなび系温泉は長野県にあり
女性はそうもいかないが、男性の中には裸にタオルをさらっと巻いて、軽快に露天風呂へ向かう人もいる。露天風呂専用の通路はないので、入り口を開けたら来たばかりの人とバッタリなんてこともあるので要注意だ。
寒い冬には一度入ったらあがるのは至難の業。「く~~っ」と声を出しながら内湯へ走って逃げ込む人も。露天風呂は2つの浴槽が並んでおり、ぬるい湯(38度/外気温3度)とさらにぬるい湯(35度/外気温3度)に分かれている。
内湯側が緑がかった薄土色で、もうひとつは濃い鉄さび色。緑がかった色の方が源泉投入量が多く、こちらのみ内湯と同じ源泉をブレンドしている。鮮度はこちらの方が上のよう。
温度が高いこともあってか、こちらの浴槽の方が人気がある。
この日、お湯をご一緒させてもらった温泉好きの人はなんでも岐阜県から来ていたそうで、「今日は3~4時間は入るつもりで来た」と言っていた。とにかくぬるめで気持ちがいいので、1時間でも2時間でもあっという間に過ぎてしまう。
露天風呂は混浴だが、女性の場合はタオルを巻いたり湯着を着たりして入っている人もいる。塩分が濃いこともあり、湯上りはポッカポカ。浴感は肌を触るとギシギシする感じ。