ZOTACのGeForce GTX 960最上位モデル「AMP Edition」を試す - 大幅なオーバークロックによるパフォーマンスを確かめる
それを基にダウンサンプリングすれば、通常の解像度でかすれてしまうような細部が、しっかりと描写できるというのがNVIDIAの主張だ。
画質に関しては、正確に同じシーンをキャプチャすることが難しいので、可能であれば実機、あるいは店頭で確認してほしい。ここでは、DSRを有効化する手順と、DSRを適用した際のパフォーマンスとのトレードオフ具合について説明したい。
●DSRによる高精細な描写とパフォーマンスの関係を確かめる
○DSRによる高精細な描写とパフォーマンスの関係を確かめる
DSRは、まずデスクトップを右クリックしてNVIDIAコントロールパネルを呼び出し、「3D設定の管理内」のグローバル設定にある「DSR」を開き、ディスプレイのネイティブ画素数に対し何倍までを利用するか(係数)、チェックを付けて有効化する。
ディスプレイの最大解像度が1,920×1,080ドット(2,073,600ピクセル)であれば、4倍で4K(3,840×2,160ドット:8,294,400ピクセル)となる。複数のチェックが可能なので、まずは適当にチェックした後、ベンチマークソフトなどでフレームレートを確認しながら、係数を設定していけばよいだろう。