桜の撮り方 2015、夜桜撮影を成功させるポイント - 静岡・河津桜まつりで実践
一方、三脚を使って撮る際のカメラ設定は、感度を低く、ストロボを発光禁止に、シャッター速度を4秒よりも遅くセットすること。そして、シャッターボタンを押す力によるブレを防ぐため、セルフタイマーを使ってシャッターを切ろう。PowerShot G7 Xは小型軽量なので、三脚もコンパクトタイプのもので十分といえる。
上の写真は、マニュアル露出モードを選び、絞りをF5.6に、シャッター速度を15秒に、感度をISO200に設定して撮影したもの。低速シャッターを使うことで川の流れをなめらかに見せ、光の反射をいっそう際立たせている。
PowerShot G7 Xは、最長250秒~最速1/2000秒という幅広いシャッター速度を選べることが魅力のひとつ。レンズ一体型のコンパクトカメラでありながら、さまざまなシーンに対応できる自由度がある。マニュアル露出モードやシャッター優先AEモードを選んだ場合、レンズ部のリング回転によってシャッター速度を素早く変更できるのも便利だ。
●光と影を意識してバランスのいい構図を狙う
構図については、光と影が作るコントラストを意識しながら、被写体の形を見極めることが大切だ。