宇垣美里、話題の『羅小黒戦記』出演は「冥土の土産」アニメ好きが唸った魅力とは?
シャオヘイは本当にかわいいですし、フーシーの気持ちもわかるから深みを感じるし、シャオヘイとムゲンがだんだん師弟になっていく感じも泣いちゃう。全員好きですね。
――ちなみに、宇垣さんの好きなキャラクターの傾向はあるんですか?
傾向で言うと、ムゲンのようなキャラはすごく好きです。多くは語らず、全部「自分のせいということで大丈夫です」としてしまうところ……偽悪的と言ったらいいのか。でも、フーシーみたいな影のあるキャラクターのことも、好きになってしまうんですよね。「多くを語らず」といったキャラが好きなんだと思います。『羅小黒戦記』は、そんなキャラクターが多くて「ありがとうございます」という感じでした(笑)。
○■体制を変えていく物語が好き
――アニメも好きで、活字中毒でもあるということですが、宇垣さんの物語への欲求はどのようなところから来るんですか?
私は現実逃避に近くて、自分じゃない誰かの人生を覗き見ることによって、全然違う人にもなれるし、違う人なのに共感できたりするところが、楽しいです。
最近は中華SFがすごく面白いので、『三体』や『紙の動物園』にもハマっています。
――今まで自分の考え方などに影響が大きかった物語はありますか? 小説でも、アニメでも漫画でも。