LCCの価値観を変えるターミナル! 成田空港第3ターミナルの全貌--写真41枚
それぞれのバスは5~20分間隔で運行し、特に第2・3ターミナル間は4時30分~23時に運行することで、早朝深夜のフライトにも対応できるようになっている。
一方、高速バスやタクシーを利用する場合、第3ターミナル専用に設けられた乗降場からとなるので、ペデストリアンデッキを通って徒歩2~6分で第3ターミナルにたどり着ける。特にバスは、東京駅方面と成田を片道900円~1,000円といった格安運賃で結ぶ京成バスの「東京シャトル」と平和交通の「THEアクセス成田」の本数が早朝深夜も含めて充実しているため、安くて便利な方法としてバスを選ぶメリットは高いと言える。
○レッドとブルーのラインが誘導
第3ターミナルは3階建ての本館と2階建てのサテライト(国内線ゲートエリア)からなり、その間を4階部分のブリッジで結ぶ構造。LCCの主要機材であるA320やB737クラスの航空機で、国際線5スポットと国内線4スポット分を確保している。
第3ターミナルに近づくとすぐに目に付くのがブルーとレッドのラインだ。これは、陸上トラックなどで用いられているゴム製の床で、ブルーが出発、レッドが到着の導線となっている。また、天井をあえてむき出しにすることで高さを出し、案内サインを壁や柱に直接表示したり梁(はり)