ミキティも絶賛の未来感たっぷりシューズ型デバイス「FUMM」とは? - 子どもは楽しく、親は安心
2014年度は衣、食、住それぞれのカテゴリーで合計15種類のプロトタイプを開発。その中から選ばれたコンセプトモデルがFUMMだ。
●将来的には目の不自由な方にも
○FUMMを活用した様々な展開に期待
記者説明会に登壇したKDDI 宣伝部 担当部長の塚本陽一氏は「靴型のウェアラブルデバイスだからこそ実現できる領域、分野に挑戦していきたい」と話す。例えば、FUMMの搭載センサーが地面の柄に反応することで、スマートフォンからナレーションが再生される。これを点字ブロックのように使えば、目の不自由な方の歩行支援として活用できる。
またGPSと連動したFUMMを子どもが履けば、歩いている位置や速度が分かる。これを車道を走るドライバーにリアルタイムで伝えれば、交通事故の防止に役立つ。帰宅時には、玄関でFUMMを踏み鳴らすことで、家の電気をつけたり、ドアの鍵を開け閉めするといった使い方ができる。
このように、FUMMをキーデバイスとした様々な展開が期待されている。開発に協力したニューバランス ジャパンのブランドコミュニケーションチーム 小澤真琴氏は「弊社では昨年から、子どもたちに“身体を動かすことを通じて健康になってほしい”という願いを込めた活動を展開している。