くらし情報『事例で学ぶAndroid活用術 (9) 岡山中学校・岡山高等学校がタブレットで教育スタイルを一新』

事例で学ぶAndroid活用術 (9) 岡山中学校・岡山高等学校がタブレットで教育スタイルを一新

そこで、大阪で開催されたICT導入研修に参加したのですが、近畿大学附属高校の先進的な取り組みを知り、具体的なイメージを持つことができました。その後、近畿大学附属高校でタブレットを用いた授業や情報共有の仕組みを見学させて頂き、導入検討に入りました」(明楽氏)

岡山中学校・岡山高等学校は、システムの切り替えを機に、2014年4月に中学3年生と全教師にタブレットを配布し、全教室にプロジェクターを設置した。

「私は英語の授業を担当しています。以前は下を向いてする生徒がほとんどでしたが、いまは授業で使う資料は事前に生徒と共有し、授業中は私のタブレットをプロジェクターに接続して黒板に投影しているので、生徒全員の顔が前に向くようになりました。また、生徒のノートテイクが不要になったことで、常に生徒の表情を見ながら授業できるようになりました。このような結果、授業中のコミュニケーションが双方向になり、明らかに授業の質が変わったと実感しています。また、タブレットで動画を見ながら、みんなで英語の歌を歌って発音の練習をするなど、授業の幅に広がりが生まれています」(安永氏)

○生徒の出欠や学習履歴の一元管理・共有を実現

授業中の資料をはじめ、生徒と教師の情報共有は、ベネッセコーポレーションとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)

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