東京のお金持ちはどの区に住んでいる? 「富裕層が多い街」
街には、何代にもわたり中央区に住まう人も多く、老舗と呼ばれるお店も多いのが特長です。都会の真ん中にありながらも江戸情緒を忘れない「粋な暮らし」が楽しめる街でもあります。同じく東京都の抽出調査によると、有業人員は1世帯あたり1.29人、1世帯の平均世帯収入は915万円に上っており、豊かな暮らしぶりがうかがえます。
また、区中央部には日本の道路網の始点である「日本橋」があり、通勤・通学、旅行など、交通が至便なことは言うまでもありません。また、南東部は東京湾に面しており、晴海など湾岸エリアの高層マンション街なども新しいエリアとして人気を集めています。
隅田川の花火大会など、伝統あるイベントも多く、その情景を楽しみながらも、最先端のトレンドに触れられる貴重なエリアとなっています。
●千代田区
皇居を囲みたたずむ千代田区は、霞ヶ関、永田町といった国政を司るエリア、また大手町、秋葉原などのビジネス街、そして麹町、番町界隈といった高級住宅地と、街それぞれが個性を持つエリアです。23区のなかで一番人口が少なく、ビジネス街があるため、昼間と夜間では20倍以上も差があります。
同じく1世帯の平均世帯年収は1,014万円と23区で唯一、1,000万円超え。