くらし情報『東京のお金持ちはどの区に住んでいる? 「富裕層が多い街」』

東京のお金持ちはどの区に住んでいる? 「富裕層が多い街」

有業人員は1世帯あたり1.73人で、共働きの世帯が比較的多いようです。
また、御茶ノ水など都内きっての文教エリアでもあり、名門といわれる学校が集まっています。そのためか、教育について意識の高い世帯が多く、それに伴う塾などもそろっています。ほか、四季折々の行事を身近に楽しめるのも千代田区の特長です。靖国神社、神田明神など、お正月から桜、秋祭りまで、歴史を楽しみながら住まうことができます。

統括
港区、千代田区、中央区の3区は、特長として、都会の真ん中ながらも緑が多く、歴史的背景があり、街並みが美しいということが共通点としてあげられます。東京郊外へ住まうことが人気を集めた時期もありましたが、最近では、資産価値が衰えにくい山手線内エリアの物件が注目される流れがあります。また、この3つの区に代表されるように、住民よりも企業数が多いため自治体のサービスも充実しており、港区の学童保育などは、他区が毎月1万円以上負担を強いられるところ、1カ月2000円という料金で運営されています。

最後にアクセスの利便性も大きな要因となっているでしょう。忙しく働く高所得者にとっては、まさに「時は金なり」。移動時間などを考慮すると、ビジネスの場に近い都心エリアを選択するのは自然な動きなのかもしれません。

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