パナソニック、4K対応ビエラ新製品発表会 - 2016年には大画面テレビの8割が4Kに
通常は3原色(RGB)の3つの座標軸で行う色補正処理を、補色となる(CMY)も加えた6つの座標軸で行うほか、3次元方式のカラーマネジメント回路により、忠実に色を再現。低輝度シーンでの暗部の色や中間色の微妙な色合いも自然に映し出す。ヘキサクロマドライブと高輝度IPSパネルの組み合わせによって、従来比1.6倍の色表現が可能になったという。
さらに、4K放送に向けた策定された新たな国際標準規格「BT.2020」に対応。オリジナルに迫る広色域にまでをリマスターし、本来の映像が持つ自然な階調と豊かな色彩を再現するという。
そのほか、明るいものをより明るくし、映像本来の明るさを復元できる独自技術「ダイナミックレンジリマスター」や、シーンに最適化した光源制御でハイコントラストな映像を実現する「バックライトエリア制御」を採用。現在のデジタル放送を4K解像度にアップコンバートする4K超解像エンジン「4Kファインリマスターエンジン」も搭載した。ULTRA HD Blu-rayの高輝度HDRにも対応する予定だ。
さらに、ダイナミックサウンドシステム PROを搭載。迫力ある低音を楽しめるのも特徴だ。クリアな重低音を鳴らす「クアッド・パッシブラジエーター」