パナソニック、4K対応ビエラ新製品発表会 - 2016年には大画面テレビの8割が4Kに
第3にパナソニックの強みを武器に、感動の高画質と驚きの使いやすさをお届けすること」をあげた。
パナソニックは課題事業のひとつに、テレビ/パネル事業をあげていたが、PDP事業の終息、LCD事業の転地により、方向づけが完了。2014年度は赤字が残り、7期連続の赤字となるが、2015年度には黒字化する予定だ。
パナソニックの津賀一宏社長は、「今後は、テレビの常識を覆すような新たな価値、あるいは新たな住空間にマッチした製品を投入する」と、新たな取り組みを開始する姿勢を示している。
新生テレビ事業部が、その役割を牽引することになる。これまでは、「テレビではない新たなテレビを創出する」ことを掲げてきたが、あえてテレビという名称を事業部名に復活させ、新たなテレビの姿を模索することになる。だが、新生テレビ事業部の第1弾製品では、まだその片鱗が見えにくい。今後、どんなテレビを創出するのかに注目したい。