『妖怪ウォッチ』が目指すクロスメディアの先はどこにあるか? 日野社長が強調した「変化すること」の意味
SDカードを用いることで、ゲームのバージョンアップに応じた更新が行える新型ウォッチ『妖怪ウォッチU プロトタイプ』である。従来のものとは色味が変わったほか、新しく『メリケンメダル』が登場。妖怪を呼び出したときのボイスも変更されている。
ゲーム的な展開として注目したいのは、スマホへの進出だ。例えば手軽に遊べるパズルゲーム『妖怪ウォッチぷにぷに』や、ミニゲームを通して辞典を完成させていく『妖怪大辞典』、さらにシリーズ初のリズムゲームとなる『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』などが続々と登場する。これまでゲームとしてはあくまでニンテンドー3DSが中心だった『妖怪ウォッチ』だが、2015年は本格的にプラットフォームとゲームジャンルの幅を広げる年になりそうだ。
ゲームジャンルの幅を広げるという意味では、もうひとつ見逃せないコラボがある。コーエーテクモゲームスと組んで開発する『妖怪三国志』である。
プラットフォームはニンテンドー3DS。言うまでもなく、コーエーテクモゲームスが誇る歴史シミュレーションの名作『三国志』シリーズとのコラボだ。発表会には本作のプロデューサーを務め、三国志シリーズのプロデューサーとしても知られるシブサワ・コウ氏が登壇し、あいさつを行った。