『妖怪ウォッチ』が目指すクロスメディアの先はどこにあるか? 日野社長が強調した「変化すること」の意味
内容に関する詳細な発表はなかったが、『妖怪ウォッチ』と三国志のカオスな組み合わせを、名プロデューサー、シブサワ・コウ氏がどうまとめあげるのか、楽しみにしたい。
同じくニンテンドー3DSでは、新作タイトルとして『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』の発売が7月11日に予定されている。こちらは『妖怪ウォッチ2』の中で遊べるアクションゲーム『妖怪ウォッチバスターズ』がパワーアップして一本のゲームになった、スピンオフ作品。妖怪視点で戦うアクションゲームで、インターネット通信を利用したマルチプレイにも対応する。
スマートフォンへの進出とは別に、きっちりと『妖怪ウォッチ3』までの間を埋めるタイトルをニンテンドー3DSで用意しているところはさすがだ。これは例えば『ポケモン不思議のダンジョン』や『ポケモン+ノブナガの野望』のような関連ゲームを多方面に展開した『ポケットモンスター』シリーズにも共通している。
こうした国内展開とは別に、『妖怪ウォッチ』はいよいよ海外にも進出する。タッグを組むパートナーとなるのは、『トランスフォーマー』や『マイリトルポニー』で知られるハズブロ社。
同社の全面的な協力を得て、2016年中をめどに世界へと展開していくという。