飲むシリアル「ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ」発売 - イベントには深田恭子も登場
「平成25年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、全体の11%が朝食を抜いている。特に20~30代が顕著で、男性の29%、女性の21%。一方で、ここのところシリアル食品市場が急成長している。好調の3つの要因は、ひとつには“美味しさ”、ふたつには“高い栄養価”、3つ目が“簡単さ”にあるのではないか」と述べ、特に若い世代の朝食欠食に対して、シリアルに着目し、飲料メーカーならではの新しい提案を目指したと明かした。
同席した日本ケロッグ合同会社執行役員・マーケティング本部長の大谷弘子氏は「最近の調査で朝食アイテムの浸透率はパンが81%で、シリアルは35%。パンに比べてまだまだ浸透率は低いものの、右肩上がりに年々比率を伸ばしており、第3の朝食アイテムとして定着しつつある。これからもまだまだ伸ばしていかなければならないと思っている中で、今回のコラボレーションは“のびしろ”を大きくしていくもの」と語り、同社の戦略にとっても意義のある商品であることを強調した。
今回発売された新商品は、まさに食品と飲料の間にあり、朝食としても新しいカテゴリーに位置づけられる新規市場を切り開く大事な商品。
商品の今後の展開や将来性を左右する第1弾商品として、バナナテイストの乳飲料を採用した理由について、同商品の企画・マーケティングを担当した、同社 食品事業本部・ブランド戦略部の相原絢氏は「バナナは朝食代わりに食べられることが多いフルーツ。