2015年4月17日 11:31
Webベースの管理コンソールやマルウェア検知性能向上を図ったESET - 法人向けセキュリティ製品新バージョンを発表
高度に難読化・暗号化されたウイルスによる不審なプロセスの振る舞いを監視して、メモリ内でウイルスを解析する。
最後のバルナラビリティシールドもESET Endpoint Securityで提供する機能。IDS(Intrusion Detection System)機能の強化で、脆弱性(バルナラビリティ)に対してネットワークレベルで機能する。これにより、既知の脆弱性やセキュリティホールを悪用したウイルスによる攻撃、ハッキングによる外部のネットワーク攻撃に対する防御力が向上したという。
バージョンv6の価格は、現行のバージョンv5と同一の見込み。なお、新製品となるクラウド対応ERA製品については、現時点で「未定」としている。
○日本市場も"本気"
記者発表会には、ESET CEOのリチャード・マルコ氏とCSO/CMOのイグナシオ・スバンパト氏が来日し登場。日本市場に対する"本気度"が垣間見えた。
ESETは現在、第三者機関調べで世界5位、日本では4位のシェアを持つアンチウイルスソフトベンダーに成長している。ESETは、シグネチャベースのセキュリティ製品が主流だった10年以上前から、現在主流のウイルスの動きを見る"ふるまい検知"を行う「ヒューリスティックエンジン」