2015年4月17日 11:31
Webベースの管理コンソールやマルウェア検知性能向上を図ったESET - 法人向けセキュリティ製品新バージョンを発表
を最大の強みとしてきた。
認知度では、トレンドマイクロやシマンテックに劣るものの、ここ5年は毎年二桁成長を記録しており、2010年から2014年にかけて43.3%の成長を果たした。今後もこのまま「過去に生きるのではなく、継続的に技術を成長させていく」(リチャード・マルコ氏)、「より高いところを目指せると思っている」(イグナシオ・スバンパト氏)としており、日本、世界で3位のポジションを目指すという。
シェアが伸びている要因は「プロダクト自体の良さへの理解の深まりと、サポートへの評価」と語るのは、国内の販売代理店であるキヤノンITソリューションズの執行役員 セキュリティソリューション事業部長の近藤 伸也氏。
「本当に使いやすく、パフォーマンスや動作が軽いところが、世界で一番うるさいと言われる日本にあっていると思う。当初は『NOD32』という名前で提供されていた製品で、2003年から10年以上アライアンスを組んで、結果がでてきた。今度の製品は、発売自体は秋ごろになるが、できるだけ早く市場に投入していきたい。性能の向上だけではなく、いかに簡単に統一したセキュリティポリシーで運用できるか。
それを解決した新製品だと思っている」