2015年4月20日 15:52
画像ブックマークサービス・Pinterestが「Instagramと違う」理由とは?
その感覚が掲示板にメモを貼り付けていくに似ていることから、サービス上では保存することを"ピン"すると呼んでいる。さらに、ユーザーはPinterestの検索機能や保存した画像との関連性から自動的にレコメンドされる画像をウェブのリンク機能のようにたどることができ、より収集やコレクションが広がっていくという流れのイメージだ。
だが、こうして集めた画像をどのように活用するかやメリットがユーザーにとっての関心事といえる。説明会に出席した、米国本社インターナショナルビジネス部門長・Matt Crystal氏によるプレゼンテーションでは、愛娘の部屋の模様替えのイメージやアイディアをピンタレストを使って集めた事例や、料理やインテリア、ファッションのヒントとなるビジュアルを集めたりしている活用事例などが紹介された。
○「Instagramとは違う」Pinterestの特徴
また、Pinterestは全体の3分の2が企業ユーザーが占めているとのことで、国内でもH.I.Sやユニクロ、ローソンなどの大手企業がビジネスドメインを運用している。日本法人の代表取締役社長の定国直樹氏によると、その1社であるH.I.Sは「キャンペーンなどの告知はFacebookなどのSNSが向いているが、ピンタレストは消費者が旅行に行きたいという気持ちを喚起するのに活用したい」