iPhoneographerの肖像 - 「リサーチを重ねた上、最良なタイミングで撮りにいくことでベストショットが生まれる」宮瀬浩一さん
そこに立っている人が見ている世界がどのようなものなのか想像してもらったり、その人がその時にどんな気持ちになっているのか感じ取ってもらえればと思って撮っています。
その延長で、同じように写真を撮っている世界中の人たちと交流したいと思い、Instagramにコミュニティを立ち上げました。Pinterestでは、コミュニティに参加してくれた人たちの写真を世界地図にピンしていっており、もう300ピンになりました。"Exploring the earth"の写真で、世界地図を埋めつくしたいんです(笑)。
――話を伺っていると、とてもコンセプチュアルなスタンスで作家活動に取り組んでいることが分かる。では、偶然に良い写真が撮れたらどんな気持ちになるのだろう?
宮瀬 それが一番嬉しいです(笑)。写真のカテゴリーで"Street"っていうのがありますけど、街で出会ったものをスナップするとき、たまたまその時間そこにいたから撮れた良い写真って、やったー!って思います。実はそれが一番嬉しいですし、感動しますね(笑)。
その写真が撮れる確率ってすごいじゃないですか。自然でも街中でも、そこにその瞬間、偶然いた自分にしか撮れなかった写真って、いいのが撮れたら鳥肌ものですね。