短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第22回) - 4月版となるビルド10061登場
○サイズが可変するスタートメニュー
次はデスクトップに目を向けてみよう。Windows 10のアイコンが従来のリアルデザインからフラットデザインに変更することは周知のとおりだが、本ビルドの「ごみ箱」アイコンはさらにリアルアイコンへ戻っている。これが何を意味するのは浅薄な筆者には予想もできないが、もともとフラットデザインのアイコンを評価する声が聞こえてこなかったことを踏まえると、さらなる方針転換を行う可能性も少なくない。
スタートメニューも大きく変化した。透過効果を維持しつつ新たに黒色を基調としたテーマを適用。加えてサイズ変更も可能になっている。横方法には1,920×1,080ピクセルの解像度で2段階、縦方向は1ピクセル単位で変更する仕組みだ。実際に試してみると、縦横で変更方法が異なるのは違和感を覚えるため、サイズ変更ロジックに関しては今後も何らかの改善が加わるだろう。
スタート画面の右上にある<スタートメニューを展開>ボタンで最大化表示に切り替えた場合、Windows 8.1のスタート画面に似たアニメーション効果も加わった。また、下図をご覧になると分かるように、電源ボタンの位置が右上から左下に移動したのも変更点の1つ。