2015年4月30日 14:58
短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第24回) - 「Build 2015」を受けて即時登場したビルド10074
具体的にはタブレットモードでアプリケーションを閉じた際、デスクトップの代わりにスタートメニューが全画面表示になる仕組みが加わっている。さらに検索ボックスが縦方向に最大化し、検索や音声アシスタントシステムである「Cortana(コルタナ)」の利便性が向上する仕組みだ。もちろん現時点で日本語環境はCortanaを使用できないが、Windows 8.xで迷走したタブレット環境に1つの答えを出そうとしているのだろう。
本ビルドでは、[Alt]+[Tab]キーで起動するタスクビュー機能(Windows 10における正式名称は不明)にも手を加えた。もっともサムネイル拡大や閉じるボタンの有効化は以前のビルドで実現していたが、今回はスナップアシスト(アプリケーションをスナップした際に残りの領域にタスクビューを表示する機能)のサムネイル画面に<×(閉じる)>ボタンを加えている。筆者もスナップアシストやスナップフィル(アプリケーションをスナップした際に自動リサイズする機能)を使いこなせていないが、かゆいところに手が届くような改善といえよう。既にビルド10074をインストールした方ならお気付きのとおり、イベントサウンドを一新したのも特徴的だ。