くらし情報『事例 : プロアクティブが、オウンドメディアでオロナインを紹介する理由』

2015年4月30日 17:00

事例 : プロアクティブが、オウンドメディアでオロナインを紹介する理由

「ニキビ」で検索するユーザーに情報を届けるためにはどうしたら良いか。藤原氏は、ガシー・レンカー本社が米国で始めていた「ACNE.com」をヒントに、別ブランドで情報提供を行うオウンドメディアの立ち上げを企画した。しかし、ひとつ米国とは大きく方向性を変えた部分がある。

「米国のサイトは、製品とは別のブランド名で立ち上げながらも、記事内容では"いかに自社の商品が素晴らしいか"を訴えている。そうではなく、さまざまな選択肢がある中でお客様が自分の意志で選ぶことが、これからのデジタルメディアのトレンドとしてベターだと考え、立ち上げの際には"絶対にプロアクティブを勧めないこと"を徹底しました」(藤原氏)

○自社商品を勧めないオウンドメディア

ニキペディアで記事を書いているのは、同社に勤める一般の女性社員。専任は配置せず、全員が通常の業務をこなしながら執筆している。

藤原氏がライター陣に求めることは、「純粋に自分がニキビで悩んでいたら何が知りたいか、思ったことを素直に記事にしてほしい」ということだ。マーケティングのセオリーや文章のテクニックよりも、実感や生活感覚が伴う内容であることを重視する。
その範囲においてテーマ選びは自由だが、執筆に当たっては条件が2つある。

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