事例 : プロアクティブが、オウンドメディアでオロナインを紹介する理由
2013年に日本法人を設立し、2014年4月より営業開始した。
アウトブレイン ジャパンの嶋瀬氏は、藤原氏からの要望に応えフェーズ1から3まで3段階でのツール導入を提案したという。
フェーズ1は、同社の持つメディアネットワークにおいて読者に最適化したレコメンド記事を表示させ、トラフィックを送る「Outbrin Amplify」の導入。「SEOに関しては、すでに最適化されていた」(嶋瀬氏)という同サイトにおいて、検索以外の方法で訪問者を増やすことを目的とした。
フェーズ2では、読者が関心を持つ可能性が高い記事をオウンドメディア内でレコメンドするウィジェット「Outbrain Engage レコメンデーションエンジン」を導入。サイト内の回遊を増加させ、より深く理解してもらうことを狙った。
「アウトブレインの提供価値は、認知の部分にあります。例えば、豆乳はニキビに効くのかという記事ならば『豆乳』と『ニキビ』の関連を知らなくては検索ができません。
私たちが匿名読者の閲覧履歴などを基に、興味を持つだろう記事をプッシュすることで、検索で訪問しない層に認知を広めることができます」(嶋瀬氏)
同サイトが想定するファネルでいえば、フェーズ1は間口を広げ、フェーズ2はステップの進行を促進する役割を果たしている。