くらし情報『Universal Windows AppsとDirectX 12から見るWindows 10 - 阿久津良和のWindows Weekly Report』

Universal Windows AppsとDirectX 12から見るWindows 10 - 阿久津良和のWindows Weekly Report

を使ったデモンストレーションで、DX11とDX12のパフォーマンスを比較した。レンダリングスピードとキャラクター増加時のフレームレートに差はないが、fps値の最低値と最高値に大きな違いが生じていることが見て取れる。これはDX12で実現するコマンドリスト構築とCPUの並列処理や、複数GPUエンジンのワークロード調整など、パフォーマンスに関する最適化が効を奏しているのだろう。

スクウェア・エニックス「WITCH CHAPTER 0 cry]」のデモは[こちらの記事で述べたとおりだが、1シーンあたり6,300万のポリゴンと8K×8Kのテクスチャによって実現した映像だ。これらの数値はDX11に比べ6~12倍に及ぶという。

さらにUnreal Engine 4(UE4)のデモでは、DX12からサポートするMultiadapter(マルチアダプター)をアピール。こちらは異なるベンダーのGPUを組み合わせることを可能にする技術だ。すでにNVIDIA SLIやAMD CrossFireXといった技術は存在するものの、これらは同一ベンダーのGPUに限られる。
その点Multiadapterに制限はない。

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