相葉裕樹、『新テニミュ』出演で感じる時代の変化 「原作以外出てる」反響にも驚き
声優を務めさせていただいたこともありますし、俳優としてのキャリアを経ての参加ということもあって、今まで感じたことのない、先輩としてのプレッシャーがあるんです。U17(アンダーセブンティーン)の中で1番年上ということにも驚きですし……。最初は、もっと楽な気持ちで参加できるのかなと思っていたのですが、今、めちゃくちゃドキドキしています(笑)。
今回改めて「先輩って大変なんだな」と感じました。役者の世界でそう感じるのはまだ早いのかもしれませんが、先輩方もこう感じているんだと、『新テニミュ』で実感しています。
——今回コーチの三船入道役で出演される岸祐二さんもすごい歌声で劇場を揺らしていますよね。
もはやグランドミュージカルでしたよね(笑)。『新テニミュ』は全体的にクオリティが高いと思います。
僕も観に行った時に、岸さんが色々とアドバイスをされているのを見たんです。全体を底上げしようとして引っ張られているのがすごいですし、若いキャストにとっても岸さんから直接アドバイスいただけるのは、とてもありがたいことだろうと感じました。
僕が思うに、最近は「この作品が俳優デビューです」という時に、歌えたり踊れたりするキャストが本当に多いんです! 僕らの時代の時の『テニミュ』ともまた違う感覚で、今はみんなできるところからのスタートなので、うかうかしてられないですし、先輩としての意地もあるので、不思議です(笑)。