くらし情報『人に聞けない相続の話 (11) 85歳を過ぎた母が自宅兼アパートを建てたいと…、その相続対策は本当に必要!?』

2015年5月18日 14:06

人に聞けない相続の話 (11) 85歳を過ぎた母が自宅兼アパートを建てたいと…、その相続対策は本当に必要!?

売却して相続税の納税資金を作るという選択肢もあります。

お母さんが亡くなった後、この家と土地をどうして欲しいと思っているのか。

先祖代々の土地でどうしても残したいと思っているのか、そうではないのかなどをお母さんと姉妹二人で、じっくり話し合う必要があります。

○なぜ、1億円の借金をしてまで住み慣れた自宅を立て直したいと思ったのか?

お母さんは、なぜ、1億円の借金をしてまで住み慣れた自宅を立て直したいと思ったのか?

85歳という年齢を考えると、建て直している間に体の調子が悪くなり、住めないという事もありえます。

本当に相続税だけの問題だったのか?

もしかすると、人生の最後、2人のお子さんのどちらかと一緒に過ごしたいだけなのかもしれません。

そのような心の底にある本当の気持ちを親子でじっくり話し合う事が、非常に大切です。

この様な話し合いの末、どうしても残したいという結論になれば、借金してアパート併用住宅というのは、大変良い選択肢だと思います。

相続人に相談せず相続税対策でアパートを建てたりマンションを買ったりした親が亡くなり、「現金で残してくれた方がありがたかった…」

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