2015年6月5日 09:48
大阪市とKDDIを繋いだ"ハブ"と"スタートアップ"
いくつかこの地方連携を進めていこうという話になっている。ラボでも8期で養蜂へのIoT導入を行うチームが広島から飛び出しているし、地元で話題になっていると聞く。こうした金銭と人員サポートを東京から行い、地方の地場にいい形で還元したいんです」(江幡氏)
○さくらインターネットの田中氏が起業家に送る言葉とは?
ピッチイベントには大阪市に本社を置く、さくらインターネットの代表取締役社長 田中 邦裕氏らが審査員として参加。田中氏は1996年に学生起業で同社を設立したことで有名だが、今回のピッチイベントでも自分の後輩となる企業を目指す強者達を前に先輩から熱いアドバイスを送った。
「ビジネスプランを美しく語るのではなく、熱量を見せてほしい。情報は地方でも手に入れると言われているが、こうしたイベントで得られるものは"熱量"だ。大阪でこうしたイベントが行われることで、全体の"熱量"が高まればいいと思うし、ほかの地方でも同じような場がどんどんできるようにするのが私の仕事だと思っている。
大事なことは、『熱量を与えられるように頑張る』ということ。
だらっと競争していてはダメだ。熱量を与えて、さらに多くの熱量をもらって帰れるようにしてほしい」