くらし情報『大阪市とKDDIを繋いだ"ハブ"と"スタートアップ"』

2015年6月5日 09:48

大阪市とKDDIを繋いだ"ハブ"と"スタートアップ"

大阪一、日本一を目指すだけでなく、世界を土壌とする戦いを見据えている彼らは、地方の課題解決ではなく、都市圏の生活者が「世の中を変えたい」と思い抱いている点で、地方とは異なっているというわけだ。

このように書くと地方軽視にも見えるかもしれないが、地方連携には多様な目的が含まれている。先にも江幡氏のコメントで触れた「地方のスタートアップを表舞台に」という点でもわかるように、地方から世界を目指せるマンパワーが潜んでいると思うからこそ、地方連携という取り組みを行っている。その上で、江幡氏は「地場の課題、ちょっとした課題に焦点を合わせたアイデアが地方にはまだまだあると思う」と話している。つまり、少子高齢化や都市圏への人口集中から"疲弊している"とされる地方の再興につながるような"ちょっとしたアイデア"を掘り起こすことで、その地域だけでなく、日本国中の地方の活性化につなげたい。そんな意図が江幡氏のコメントから読み取れる。

「例えば地方では福岡県などがスタートアップで湧いていますが、ほかにも地方で努力している場所は多数存在する。でも、地方だけでは支援者の数が圧倒的に足りない。
その一方で、東京には支援者がいるけど、東京では思い浮かばないようなアイデアが地方にはある。

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